不動前ハウス

の撮影協力をさせて頂きました。


不動前ハウス/常山未央 FDMhouse/TUNEYAMA Mio (mnm)
http://studio-mnm.com/projects_FDM.html


設計者である常山さん、またお施主様のご好意によりとても素敵な写真を撮らせて頂きました。
このような機会を頂きましたこと、誠にありがとうございます。


この度出版された「SD2013」にも少しだけ掲載されております。
師である塚本先生をはじめとした審査員の方々のストレートな論評や先輩である能作さん、藤村さんによる座談会など
とても読み応えのある内容となっていますので書店でお見かけの際は是非。
少し上の世代の建築に対する深いまなざしに触れとても刺激になりました。


ちなみにこちらの建物はシェアハウスとなっており、実際に住まうこともできます。
東京の真ん中でちょっとかわった生活を体験してみるのはいかがでしょうか。
http://tokyosharehouse.com/jpn/house/detail/1003/





































SD2013

SD2013

気仙川

を読んだ。写真家・畠山直哉さんによる、震災前後のドキュメント。


淡々と並ぶ震災前のとても美しい日常の写真の横に、震災直後の著者の生々しい体験が書き綴られていく。
その対比はあまりにかなしく、なかなか故郷に辿りつけない著者の心境を介して、
震災直後にあらゆる人があらゆる有り様で感じた不安感がとても強く示されている。


そしてそのドキュメントが終わった瞬間、紙面いっぱいに広がる瓦礫の街。
また淡々と、先の日常の写真と同じように今度は瓦礫に埋め尽くされてしまった街の写真が並んでいくが、そこにもうテキストはない。
震災直後の言葉にならなかった感情が、言葉にならなかったそのままで溢れてくる。


実際に被災した方々や、親しい人をなくした方々にとっては気分の害されるだろう話で心苦しいけれども、
東京にいたぼくの中でも、
地震の起きた瞬間の恐怖や、テレビの向こうで原発が爆発したときの言いようのない未来への不安といった
これまでに味わったことのない感情があの震災を通してぐるぐると渦巻いたし、
同じようにして日本中の多くの人々が、それぞれの境遇で様々なかたちの恐怖や不安を感じたのではなかろうか。


この本にはあの地震が起きている瞬間は切り取られていない。
しかし震災の現実が、そうした感情のレベルでとても普遍的に記録されている本だと思う。
忘れないために、ぜひ読んでほしい。


気仙川

気仙川

明けまして

おめでとうございます。


昨年に引き続き実家で紅白という年越しになりましたが、さすが変わらずたくさんの感動を頂きました。
しかし今年こそは紅白見た瞬間に東京に繰り出すというのを実現してみたい。


ということで今年もどうぞよろしくお願いします。
今年はもう少し書ければいいなぁ。


もちろんベストアクト!

二級建築士

試験に無事合格することができました。
皆様のご支援に感謝しながら今後とも精進していきたいと思います。
来年からは一級に挑戦。その前に手続き。


ソワソワしてバタバタしてと苦手な師走ですが、乗り越えて、そして来年もファイト。


あの人を見習ってまだまだ前傾姿勢。

川端康成

にはまっています。
もともと読書が苦手なのでまだ短編ばかりですが、どれも本当に素晴らしい。


本日も『伊豆の踊り子』で満たされたビール一杯の時間。
やっと出会えた、読書の幸せ。


伊豆の踊子 (新潮文庫)

伊豆の踊子 (新潮文庫)

古都 (新潮文庫)

古都 (新潮文庫)