プレオープニング

開幕です。もちろんヴェニス
想像以上に過酷な設営作業でしたがなんとか無事にこの日を迎えられました。
旅先からなので取り急ぎ的に。


各国展示でよかったのはバーレーンルーマニア、そして我らが日本だったと思います。
他の国がテーマもパビリオンという空間に対してもかなり散漫な印象だったのに対して、
この三国はとにかくコンセプトが明快で、
どれも与えられた空間にうまくそのコンセプトをフィットさせられていたのがそう思わせてくれたというところ。


バーレーンはパビリオンがないという不利があるにも関わらず、
アルセナーレの一室を海にみたてて実際にある桟橋型の家を再現。
その家のなかの部分として置いてあるテレビから現在バーレーンで進行する
埋立というものに対しての住民のインタビューを流しているんだけど、
屋根だけかかったようなところにソファがぐるりと回って上から扇風機の気持ちよい風のそよぐ空間の心地よさとそのインタビューの対比が
とても強いメッセージを体験する状態をつくっていたのが本当に素晴らしかった。
この表裏一体な感覚はぜひ時間をかけて体験してほしいところす。


そして日本館は実際つくっていたからという部分もかなり大きいですが、
もう見れば見るほどどこまでも森山邸とH&Abwのなかでの生活というものに入り込めるようになってます。
1/2模型が日々実物に近づいてきたところに日本からH&Abwの一日を示すビデオが届いたときは、
別々にギリギリまで詰めてきたものがここまでシンクロするのかと個人的にはかなりの感動的なもので、
恐縮ですが初めての人にも心地よい想像力を発揮させられるようなものを達成できたんじゃないでしょうか。


まだまだ言い足りないこともありますがあとはとりあえず写真で楽しんで頂ければと。
時期に追記の予定す。


それでは日本館から。ぶらさがるH&Abw。

別の角度から。

覗き込む人々とPeople meet in Architecture。

マテオの奥さんによってかなりかわいくなった玄関。

それでは中へ。

どんどんいきます、まずはリビング。

照明も最後の最後につけました。さすがです平井さん。

日本からギリギリに届いた模型たちはこんな感じに。

キッチンから見下げ。吉阪さんによる外の床まで見通せます。

実物では見れない視点もあるのがおもしろす。

逆から。CDも入れました。

CDルームから洗面室。らせん階段もついてるよキムさん。

寝室。鏡も再現。PSは大変だったよぴだかさん。

そして屋上。植物は本当に評判よかったよつかさん。

対して森山邸。

「実物をちっちゃくしたのがH&Abwで模型をおっきくしたのが森山邸。」とボスの見解。

レセプション風景。

ビデオ。同期のタイミングが合うとマジかっこよす。

H&Abwのビデオもあります。

この1週間で本当によくなったなぁ。

カタログも着実に減っている模様。

では日本館を離れて。ただパビリオンだけてのもありますが...そんなベネズエラから。

スカンジナビア。いつ見ても圧倒的。

イスラエル。音楽が印象深す。

ドイツ。何か分かんない写真ばかりですみません。

ハンガリーはこないだ見なかったけど結構迫力あるパビリオン。

そんななか。

エジプト。

そしてルーマニア。解説はkoohsukeさんに任せます。

今回の中では抜群にコンセプチュアルな展示。

オランダ。これぞダッチな物量感。

迫力はあります。

それでは最後にバーレーン

内部の小物まで見事再現。

この家が特に居心地がいいんだよねぇ。おめでとう金獅子。