もう先月号
になってしまったけど、'Andrea Palladio in Vicenza'と題された、a+uでのパラーディオ特集号。
その最後のページに添えられたパラーディオのスケッチがなんとも素晴らしい。
古典建築のディテールの横に並べられたプランからは、矩形の平面への様々な思索がありありと思い起こされる。
1000年以上の歳月を経て蓄積された古典のモチーフを軽々と飲み込んで、
そうしてなお500年もの時空を軽々と飛び越えてぼくらを感動させるその力強く寛容な普遍性こそ建築のあるべき姿のひとつであることを再確認する。
余談ですがメルクリのエスキスで描くスケッチに、本当に似ているんだよなぁ。
ということで今年のベストオブマガジン。
a+u/2011年11月号。スタジオの思い出も蘇る感動の1冊を有り難う。
- 作者: 株式会社エー・アンド・ユー
- 出版社/メーカー: 株式会社エー・アンド・ユー
- 発売日: 2011/10/27
- メディア: ペーパーバック
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こちらは古書ですが、マイベストオブブック2011。スイス万歳、サンクスAPB。
木の民家 ヨーロッパ WOODEN HOUSES IN EUROPE (1978年)
- 作者: 二川幸夫,鈴木恂,クリスチャン・ノルベルグ=シュルツ
- 出版社/メーカー: A.D.A.EDITA Tokyo
- 発売日: 1978/06
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