ポツダムひろば

は楽しい。なんたってミースとシャロウンが鎮座している。


さっそくシャロウン設計の PHILHAMONIE へ...が、案の定火事があったせいで閉館中。
以前入ったときの感動は今でも鮮明に残っており、最も好きな建築のひとつである。
なんたってロビーがいい、特にコンサート終わりのときが最高である。
いろんなところに人々がレイアウトされて、またいろんなところに自分もレイアウトされることで、
飲んだり、語り合ったり、ブリュッツェルをつまんだり、
さっきまで同じ音楽を共有していた人々が思い思いに余韻を楽しむ風景がどこからでも一望できる。
見に来た人にはぜひこの瞬間も目にしてほしいものである。


そんなこんなでPHILHAMONIEは眺めるだけで、次の目的地 NEUE NATIONALGALAERIE へ。
神殿のごとき基壇とのびやかな庇が招き入れてくれる感じ。
コルビュジェにしてもライトにしてもミースにしても、水平な庇がつくるこのびやかな空間がいちばんの発明だったんじゃないか。
だが、これだけ透け透けなのに1Fの展示が全く外から見られることを考えてないのが少しばかり残念。
十和田はどうなってるのかみてみたい。
なかでやってた杉本博司展で、人間の目について考える。最近アートを見るときはもっぱらこればかり。


BAUHAUS ARCHIV も残念ながら改修中...(SANAAが新館をつくる話はどうなったんだろう)
最後に ホロコースト をちら見してこれまたナイス。
地面のうなりと墓石みたいなのの配列が地階の展示室の天井にも表現されていて、空間同士が呼応しているよう。


夜はZOOにてカリーブルスト。そんなベルリンも、明日ではや4日目。


PHILHAMONIE。工事でもヘルメットとかしないらしい。

NEUE NATIONALGALAERIE、ALTES MUSEUMとともに。どちらもすばらしいプロポーション

ホロコースト記念碑。歩いているだけでいろいろ考えさせられます。