ロッシせんせい

ではじめるベルリン4日目。
1週間しかないからもう終盤戦である。うごくうごく。


A.ロッシ設計の QUARTIER SCHUTZENSTRASSE 。
前回はそのカラフルな外観を怪訝に思いほぼ通り過ぎただけだったが、
研究室に入ってからいちばん名前を聞いたのではないかという建築家の作品であり、
これから留学する大学においても多大な功績を残したロッシせんせいの作品を見ないわけにはいかない。
カラフルな外観が大きな街区割でできたベルリンの街をスケールダウンさせるかのようで、ちょっとコウエンジを思い出す。
中庭はひとつひとつカタチも違い、色も、素材も、建築のエレメントも違う。
シークエンシャルじゃなく、一度に把握できる空間がぱぱぱと切り替わっていく。
「似てるけど少し違う」空間によって、部分と全体を体験できるようで心地よい。
すぐ近くにあるロッシ設計の他のコンプレックスでも同じような体験をすることができた。
うーん、どちらもいろいろな建築の要素をちりばめている感じに興奮。その建築家なりの言語を聞き取る瞬間というか。


その後アイゼンマン設計の現壁博物館、渋々のコールハースの集住、カラフルなGSWビルも拝見。
コールハースのヤネについてる羽みたいなのが浮遊感だしててかっこよす。


ハッケンシャでついにケバブを食す。野菜たっぷりで、たったうま。ベルリンは食べ物にも飽きない。


ロッシせんせい、とにかくカラフルす。

黄色の壁に黒の窓枠ってのがグー。中庭は外観とは対照的に色みが統一されてる。