2009-01-01から1年間の記事一覧

毎年恒例

の大掃除のあと、塚本研としては久しぶりの読書ゼミがノーサク先生指揮のもと開催される。「『空間の響き/響きの空間』によせて」(仮)と題し、師の新刊に対するレスポンス的ゼミとでもいったところか。 そのゼミを前にして今回チームを組んだチバツカとの議…

ナイスクリスマス

プレゼント。これがこのタイミングで再版なんて嬉しすぎて先輩と発狂。 スイス建築に興味がある方なら必買す。 この本の需要が今高まるなんてことに相当日本人は貢献してるんだろう。 Die Architektur von Rudolf Olgiati: Nachdruck Der Originalausgabe Vo…

決して

暇なわけではありませんが映画とか楽しむ時間がある今日この頃す。 どんな映画かと聞かれたらその名の通りと断言できるタイトルの明瞭さと、 随所に光るムンバイという街のたくましさと成長っぷり、そしてストーリーへの密接なつながりっぷりがとても爽やか…

ほぼ初

コラージュ。いやぁ、正直AAの方々サマサマす。とにかくガシガシ手を動かしながら考える感じは見習いたい。 谷川さんの詩を更新し、それをもとにコラージュを作成し、そこで現れる矛盾をまた詩にし、それを最終的にセクションにする、というのが今回の我がチ…

引き続きAA

ワークショップ。久しぶりに写真連発。ビバシブヤ。 この視点をくれた時点でGYREは最高。ぼくにとって東京で最も落ち着くしゾクゾクもする場所す。 ここも好きす。常に流れてる感じこそ日本的パブリックスペース。 我がチームのセイラ&ミッキーがスクランブ…

谷川俊太郎

「私の家への道順の推敲」(『定義』1975)より。 地下鉄丸の内線と言えば、豊島区の池袋から南西の杉並区荻窪まで、直線距離にすればたかだか九粁ほどのところを、 わざわざ茗荷谷、御茶ノ水、東京、銀座、四谷、新宿という工合に遠廻りして走ってるので評判…

とてもとても

よかった。こんなに素直に感動したのは久しぶりな気がしてとてもすがすがしす。 もうどんな映像をつくるのも可能であろうがそれでもアニメに魅せるっていう絶妙の線引きがなされた戦闘機シーンと、 アニメがもつ反復と反芻の力がそのままストーリーにまで被…

卒業論文

無事提出。ぼくじゃなく4年生たちです。 こちらこそ大変勉強させて頂きました。これは確かに設計す。 こんなくらいになれればもう本望でしょう。おつかれさます。

エンゲル係数

が高すぎて申し訳ない今月。そんななかでごちそう頂けるのはとてもありがたく感謝です。 打って変わってもまたまた農。 西田司さんによる六本木農園にて男ばかりディナー。何よりも米がうまい。

農が

東京を侵食中。これがなかなか本格的になってきていて悪くない。 が、間違いなくこれはもっとよくできる、はずだ。 代々木公園NHK本社前にて、アースデイマーケット。

個室都市

おもしろす。終電ギリギリまで2時間も待つもその甲斐ありの30分。 詳細はこちら。 夜の池袋に2つのプレファブが雁行している。 ひとつは見知らぬ人との親密な距離感を強いられる、受付であり待合室であり作品の陳列スペースである一室空間。 そこはお互い周…

久々に

師公認での街角散策。1週間以上続くバカでかい模型作業の一息も兼ね怪しいカメラ小僧たちが動く。 何事もコミュニケーションであるという思いがあるだけで次々とリプリゼンテーションが沸き上がり、いつのまにやら風邪も忘れる。 留学を挟んだおかげで確立で…

研究室にて

映画を見る。丹下建築のホテルがものすごくふさわしいのがいい。 カサブランカはモネオの駅のようだ。 見たいものが多すぎる。 二十四時間の情事 [DVD]出版社/メーカー: IVC,Ltd.(VC)(D)発売日: 2009/02/20メディア: DVD購入: 2人 クリック: 19回この商品を…

代官山から

渋谷を改め中目黒に行ってみる。上目黒4丁目にてどこか思い出すLISBON。 ボスの作品が東京に散らばってるってのはいいもんである。

遅くなりましたが

奥沢という名の自由が丘に住んでます。スイス以後の住処です。 部屋は小さいんだけどそのおかげで『都市に住む』ということを日々実感することが楽しくて仕方ない。 昼と夜でパブリックな空間からプライベートな空間へと変貌するグリーンストリートが、そし…

3年間

研究室で続けてきたリサーチに一区切りがつく。 その3年、34mmに集約。 海外組よ、とくと期待せい。 せっかくのスーツなので槇建築にて記念す。

斜に構えた

ベンチューリを見に相模原の山奥まで。 旗竿敷地に建つパビリオン建築が庭に対して強いファサードをつくってる状態にどこかメルクリの住宅を思い出す ポニーガーデン。 ロッジアと屋根裏だけでできていると言っていいような想像以上に小さい内部空間。 が、…

続いてこちらも

よろしくす。ラッシュラッシュ。 『空間の響き/響きの空間 (現代建築家コンセプト・シリーズ 5)』/アトリエ・ワン。 アトリエ・ワン 空間の響き/響きの空間 (現代建築家コンセプト・シリーズ)作者: アトリエ・ワン(塚本由晴+貝島桃代),塚本由晴,貝島桃代,メ…

産学協同デザインフォーラム

という学内コンペティションの記念すべき第一回にて最優秀賞をいただきました。 課題は「建築設計集団のためのアーバン・スモール・オフィス」。 ジュリーは日置滋氏(清水建設設計本部長)、大森晃彦氏(新建築社常務取締役・前新建築編集長)、見城辰哉氏(清水…

住宅建築

アトリエ・ワン特集出ました。新作5連発。 大橋富夫さんの写真がとにかく素晴らしいです。建築写真にひさびさに感動。 ケイ隊長による『ボクテイ』も初お目見えなのでぜひご一読を。 路線変更を思わせる表紙ですがお見逃しなく。 住宅建築 2009年 10月号 [雑…

初北本

にてバスの旋回実験を見る。このコーヒーは濃いんじゃないくてうまいんだってーの。 ぐるぐるすること4時間。久々の接客業。

が楽しいのが東京の都市の魅力のひとつであることに気づく青山散歩。 キレイなモデルさんの横を腹這いでスケボーする子どもが駆け抜けたと思いきやでかい百合で前が見えません状態のまま自転車を漕ぐ色白女子。 このような街へ出ることは最高のエスキスのひ…

こちらも復帰

しました。いっぱしに稼げるようになるまで腹一杯にはしてやんねぇ。 ということで今日は串4本まで。

ということで

中国より帰ります。当分海外はないたい。 酢豚はパイナップルがどうのこうのとかじゃないんだ。豚しかないんだ。

東洋のベニス

は蘇州でも同里でもなく、ここ西塘だろう。なんたって水との距離が違う。 充実の中国を締めるに相応しいビューティフルネイチャー。 麗江とはまた違う保存のされ具合。水に向かえ、町家。 中国は飲み物がおいしい。マンゴージュースにココナッツジュースにア…

水都

蘇州、同里を行く。 何かがインテグレートされることでできあがるヨーロッパの窓辺に対し、 柱や軒、縁、欄間、スクリーンといった言語が、あくまでそれぞれ独立したままに、 だが互いに関係を少しずつ持ち合うことで現象のように立ちのぼったのが中国の窓辺…

クリス

のガイドで上海探訪。 豫園 /1577の空間のたたみ方が半端なく、そしてそれがそのまま都市的であり、ランドスケープの新たな醍醐味を知る。 内外の曖昧な境界をつくる窓を持った建築たちが、その空間の拡張みたいなことをさらに増幅。 不意に入口へと戻される…

最終拠点

上海。中華は残すくらいテーブルいっぱいに並べよ。 FROM 東方明珠電視塔 /1994。ビル群よりも圧倒されるスモッグ。

シャングリラ

という夢みたいな名前の村へ。 4時間もトロトロとゆられるバスの中で見たどこかグラウビュンデンの伝統的な住居にも通ずるチベタンのプリミティヴな住居の、 全体の成り立ちを示す不可欠な存在でありつつかつ祝祭的に扱われたエレメントたちに建築の感動点を…

建具だけじゃなく

軒や柱、欄間などが関係されることでつくられる重層的で厚みのあるヴォリュームが中国の窓の世界だ。 アジアには窓がないんじゃなく、アジアの窓はもっと自由なのである。 屋根は伝統を守る。