ラクレット

というものをご存知でしょうか。
スイスの代表的な料理を日本人のみんなと分かち合いたいとスイス人が申し出たことで、今夜はラクレットパーティー。


おなじみになってきたknzさんとayさんを皮切りに、そのご友人のこれまた日本の方2人と、
ドイツ人の父と日本人の母を持ち、ドイツ語英語日本語がペラペラで、同じスタジオでかなりお世話になってるアレックス、
そして発起人アドリアンが我らの寮に集結。こんなにも日本語が話せる人が集まるのもなかなかない。


アメリカ人が「ただのチーズトーストじゃねえか」と吐き捨てるラクレットとはいかなるものかと思いながらパーティー開始。
こんなものをわざわざつくるのかという感じの少しばかりちゃちゅい機械に5cm角のチーズをのせ、
プチトマトくらいの大きさに切ったジャガイモ、タマネギ、ハム、ソーセージなどを適量お皿に盛り、チーズが溶けるのをひたすら待つ。
そしてチーズの表面にプクプクと充分に泡が立ったころ、それを一気にさっき盛った野菜などにぶっかける。
たったこれだけ。
お好みで胡椒やパプリカをふり、パンと一緒に食べるのだが、このシンプルな料理が見事にうまい。そして楽しい。
しばしの待ちがお好み焼きの感覚に似ていて、まさにパーティーメニューな雰囲気を醸し出す。
チーズの種類も豊富なスイスならではである。個人的にはゴルゴンゾーラがナイス。


また食べてもいいと思いつつも、高カロリーパーティーであることを肝に銘じる。


中央にあるのがラクレット器。もんじゃみたいなコテで溶けたチーズをかけて食べる。絶対太ります。