豪華な朝食
でおなかを満たした今日はKOLN。プリツカー・ズントーを集中的に見る。
BRUDER-KLAUS-FELDKAPELLE & KOLUMBA 。
KIRCHE SOGN BENEDETG IN SUMVITGもしくはSCHUTZBAUTEN FUR AUSGRABUNG MIT ROMISCHEN FUNDENとTHERME VALSのように、
この2つの建築でもみられる職人的ズントーとエンジニア的ズントーの2人のズントー。
ズントーの凄さはその建築にとって最適な精度を常に与えられる能力であり、
そして如何なる粗さ・緻密さの精度であってもズントー空間を実現できているところにあると思う。
そうした精度はそのままコンテクストやプログラム、プロセスを反映しているかのように働き、全く持って閉じた建築には感じさせない。脱帽である。
BRUDER-KLAUS-FELDKAPELLEの帰路は雨でびしょ濡れになりながらの過酷な1本道。
それもまたよい思い出になってくれることを祈る。
プロポーションの変化に注目、BRUDER-KLAUS-FELDKAPELLE。まずは板のような。
今度はシンメトリーになったり。開けた敷地に対してワンヴォリュームが出すたくさんのレスポンス。
さらにヨリ。こんなシンプルなヴォリュームにこれだけの見方があるんだから不思議です。
外観からは想像できない世界が広がる。雨のように落ちる光の粒。
雨も過ぎたところでKOLUMBA。角の塔がむちゃんこかっこいい。
まず外壁がそのまま中に入り込んだような小さなホワイエを抜ける。ここに面した中庭がこれまたいい。
そして急に大きな空間へと投げ出される。鈍角の妙、大きさ以上のひろがり。
こんなのも行きました。CHRISTI AUFERSTEHUNG, Gottfried Böhm /1968。
夜はケルシュがたまらない。このグラスがどうかほしい。