初カフカ

を先輩と後輩の薦めにより読ませて頂きました。
王道も王道ですが『変身』。


どんな設定かもどんな結末かも知っているのにこれほどおもしろいことなんてあんのか、ということに脱帽。
組み立ての重要さを思い知らされるとともに、終始想像力も刺激されて何とも心地よい時間を得る。
終焉のシーンがなんとも静かできれいす。


最近は『檸檬』を読んでいます。26歳にもなって高校時代を思い出すとは。


『変身』, フランツ・カフカ/1912。

変身 (新潮文庫)

変身 (新潮文庫)

檸檬』, 梶井基次郎/1925。

檸檬 (新潮文庫)

檸檬 (新潮文庫)