WindowScape 窓のふるまい学

が出ます。
『WindowScape 窓のふるまい学』/東京工業大学 塚本由晴研究室 編


塚本研がYKKの協力のもと3年の調査+1年の編集期間を経てできた、352ページの超大作。
以下出版社の紹介文より。


 窓は生きてきた。
 光、風、人を呼び寄せる「窓」のふるまい
 WindowScape(ウィンドウ・スケープ)へ
 窓はふるまい(behavior)に満ちている。
 光、風、熱などの自然を引き寄せ、人々を呼び寄せ、憩いと潤いと安息をあたえる。
 文化、都市そして社会を生成させる「ふるまい」そのものなのだ。
 窓とは、たゆたう時間の堆積の中で、人間の生を位置づけるものとも言えるだろう。
 しかし近代以降、大量生産のもとにその可能性が閉じられ、「ふるまい」の豊かさが失われてしまった。
 本書は、世界各地の「窓」の「ふるまい」を28カ国におよび調査、再評価し、人々の生命感や文化力を復元するものとして「窓」のコンセプトを抽出する。
 新しい建築空間の創作の可能性を提出しようとする挑戦の書である。


ぼくは韓国、UK、中国を担当させて頂きましたが、
窓を通すことで普通の旅では味わうことのできない、それぞれの土地での「生活」を肌で感じることができた素晴らしい調査でした。
これを一冊持って旅に出れば、きっと街の見え方も違ってくること間違いなしです。
調査地域もものすごく素晴らしい場所ばかりなので、ぜひ追体験というものをやってみて頂きたし。


10月25日発売。


留学組こそゲットするのだ。

WindowScape 窓のふるまい学

WindowScape 窓のふるまい学