ひたすら

一日中大会論文のpptをつくる。そんなに苦じゃなく、いろいろな反省をすることができる。
屋根ならまけねえぞ、イガラシタロウ。
そのごほうびというわけではないけれど、夜knzさん&ayさんがごはんをつくってくれるということでknzさん宅へ。


だが「家には何もない」ということで食材選びを丸投げされ、ysさんとあれやこれやと買ってると結構いい買い物をしてしまう。
案の定多かったようだが、そこはさすが料理番長と噂のayさん、「任せとき」と背中が語る。その横で男性陣は3人で男のサラダ。
できあがったころにはテーブルの上がかなり幸せな感じに。


これがどれもうまいうまい。
鍋で炊いたごはんにひじき、これだけですすむすすむ。
knzさんがayさんに「(緑が丘人御用達の総菜屋の)おばちゃんのあとをつげる」と連呼。
男のサーモンサラダもかなりの食べ応えな一品。
メインにはオーブンで焼かれたパリパリのチキンも出てきて、ZURICH来て以来最高の満腹感。
「肉に魚にチーズに野菜に、ソーセージ以外は全部食べたね!」とはその通りのayさんのひとこと。
お二人さま、どうもありがとうございます。


その後、1年に1度のMuseum Nachtがあるということで KUNST HAUS に向かうもチケ代が高めの1日券しかなく断念。
雰囲気だけでも味わい帰宅する。


と、もうすこしだけ。


我らがつかもとけんのゼミもようやく本格的に動き出したようで、すでに有名性を獲得している偉大な後輩sdさんが
ブログでゼミに出したと思われる内容を語っているのを発見。
内容は置いといて「ゼミをブログで公開する(しかもかなりちゃんと)」という試みがおもしろい。
1こしかかわらないが、自分たちの世代ではなかなかできなかった「表現」を軽やかにこなしていくことにいつも感心させられる。
根本的な思想や最後のところでの感覚みたいなもののちがいはそこまで大きく感じたことはないが、
使う言葉、参照する情報、そしてそれを表現するツールの点で、彼らはまさに「発信」という速度で自分たちを表現できている気がする。
単にブログというツールによる時間的な速度だけではなく、
4文字熟語とカタカナの多い彼らの言葉は近い世代のぼくたちにとって未来的に聞こえるし、
モダニズム建築ではなくショッピングセンターを建築のテーマとすることはそれだけで新しい。スピーディな「表現」を会得している。
「卒業設計は表現でしかない」とはこれまた偉大な1こ上のk先輩の名言だが、
思想的にフレッシュな表現力のある彼らをもってしてどのような建築的表現ができるのかということに期待。


内容はひさびさに聞いたきめなり。
ぼくの屋根論文でも使われた言葉がショッピングセンターまでカバーできるとは。
どこかの国では建築家によってショッピングセンターがどんどんつくられているという話を最近聞いたので海外のも見てみたいものだ。


ほかの4年生も順調のよう、優秀優秀。広島でいろいろ聞かせてもらおう。


メインの鶏をとり忘れる、くぅーっ。