極寒
のMODENA、BOLOGNAからイタリア旅行冬の陣がスタート。
アルド・ロッシの CIMITERO DI SAN CATALDO が、その寒さのつくった霧を当たり前のように纏う姿にいきなりやられ、
かたやBOLOGNAではモランディ展がただただ衝撃。時系列に並べられた作品群に人生を通したスタディを思う。
晩年の、ほぼ花瓶やグラスが輪郭を失って影だけ漂っているような水彩画がとても軽やかでよい。
最後の展示室にはモランディのアトリエで撮られた写真の作品が並べられていて、机に何重にも描き込まれた幾何学の集合に圧倒される。
ポルティコの街はひとりの旅にどこか優しい。
CIMITERO DI SAN CATALDO。失われるべくして失われたようなかたちたち。
こちらはロッシの前に建てられた部分。顔は違えど内部の構成はほぼ同じ。
世界遺産であるMODENAのDUOMO。
LA BASILICA DI SAN PETRONIO。これを止まったものと見るか動き続けているものと見るか。