広場ってのは

常に盛り上がってる訳じゃないって当たり前のようなことを世界一美しい広場を前に悟り、
またそうじゃないときをいかにデザインするかが大事なんだと卒制を思い返しながら考えてみるイタリア5日目。


イタリアという国はどんなに小さい街でもその街を見下ろす塔があるような気がするが、
この体験というものが都市が都市であるために必要に思えてならない時点でぼくは六本木ヒルズをさらに好きになる。


バスに揺られながらながめるトスカーナの緩やかな風景はとても人工的。が、とても美しい自然だ。


朝のPIAZZA DEL CAMPO。静かだけどLUCCAで感じたような寂しさはない。

PALAZZO PUBBLICOの中庭。オープンエンドのオーダーが狭さを伸びやかさに変えている。

TORRE DEL MANGIAをのぼる。塔の階段というのはどこへ行ってもかっこよい。

広場にうつる塔の影。もうラブラブじゃないすかこの関係。

少しの傾斜があるだけでいろんなことが起きる。これぞフラックスマネージメント。

DUOMO DI SIENA。イタリアンゴシックの傑作。ピンクがキュートでセクシーです。

が中は結構男子。大胆な白黒の横縞とその完成度に息をのむ。

ドームとか超スペーシー。内部空間に青色ってのがなんか可能性を感じるこのごろ。

その隣にある美術館からPIAZZA DEL CAMPOを再度眺める。広場のために街ができてるのが分かる。

PIENZAにも少しだけ足をのばす。どんな小さな街にもDUOMO。

超絶トスカーナ的風景が見えるという街のはずなのですが。

だがオサレ住人が多いのか、街が緑に溢れていてとても幸せな気分になる。ずるいぜイタリア。

夜ORVIETO着。トリュフの街ということで食べてしまいました、パスタ&ステーキ。だってスイスのマックと値段かわんないって奇跡。