ぼくのヒーロー
ナカータの街PERUGIAにて、これまで見てきたトスカーナ・ウンブリアに散らばる小さな街がある大きさを超えたときを見る。
猥雑で人も犬も少しばかりデンジャラス、空間的にはレンガが持っているヒューマニティーは既にはぎ取られ土木的。
空間的にもそれによってつくられる人格的にも、ここがイタリアのスケール的分かれ目。
その土木的な街を象徴する地下道。坂が多すぎるこの街にエスカレーターは必須。
そんな街で見たかったのがこれ、 VIA DELL'ACQUEDOTTO 。
あとは例のごとく教会巡り。 TEMPIO DI SANT'ANGELO 。
ORATORIO DI SAN BERNARDINO 、アーチに追いやられる両脇の窓がおもろ。
DUOMOも同様に都市故の問題を抱えていることが示されているようなファサード。