さらなる

リンク紹介です。こちら→http://mimim.dtiblog.com/


今回は対して研究室の1こ下の後輩である金賞ボーイのブログです。
もうひとりのスーパーヘルパーとともに後輩をまとめ上げ、ぼくの卒制を銀賞まで引き上げてくれた彼。
1年後の今まさに、ぼくを乗り越え大岡山建築賞金賞を獲得してくれたようです。それを記念し、ぜひとも取り上げ。


たった3週間ほどしかない東工大の切羽詰まりすぎている卒制期間のあいまをぬって、何度も写真などを送ってくれ経過を見せてくれていただけに嬉しい限り。
彼の地元である釧路を舞台にした、『現象と建築の関係』という難しいテーマについての彼との議論は、ぼくにとってもかなり有意義なものになりました。
地元民としての一歩も二歩も踏み込んだ私性あるコンテクストの理解と、それに対して建ち方だけでなく空間でも応えようという彼のスタンスは、
どこか他人事のようにしかコンテクストを語ることも建築を語ることもできなかった昨今の東工大の卒制における新たなモデルといえるんじゃないでしょうか。


『2008年度卒業設計合同公開講評会 東工大×藝大×東大』を始めとしてこれからさまざまな舞台でお披露目のようなので、ぜひとも足を運んでみてくださいませ。
三大学の裏テーマである私性(切実さ)>社会性の関係を、このコンテクストの切実なる理解者がいかに乗り越えてくれるのか、ぼくには見物です。
なにか卒制の宣伝みたいになってしまいましたが、ブログはそのしおりとしてぜひご覧頂きたし。アツいです。


archi theater/宮城島崇人 より勝手に転載。去年に続き金賞はシャープでしかない人物でなければならない、らしい。