なんでなんかじゃない

というスタンス。ピーター・ズントー講演会。


''3 BAUTEN, 5 PROJEKTE.''と題した巨匠による特別講義第3弾の主役である今年度プリツカー賞受賞者は、
どれも印象的すぎるスライドを武器にこの講義でかつてないほど爆笑をとりまくりみんなの心を鷲掴みにしまくった挙げ句に、
最後の質問タイムに出た「なんで床のマテリアルはこうなっているんですか?」みたいなスイスガールの質問に対し、
「私は自分の建築に対してなぜって聞かれることが嫌いなのだ」みたいな台詞を残しかっこよく去っていくのである。


なんでなんかじゃなく、なんなんだということを豊かに語れ。
言語分からずとも巨匠たちが教えてくれたことはこうだった気がした今日。もうケルンが待ち遠しくて仕方ない。