グッバイドイツ
そしてスイス入り。ZURICHへと向かいがてらひょいとBASELに寄り道する。
レンゾ・ピアノによる FONDATION BEYELER /1997は期待が大きすぎたのと展示のジャコメッティが楽しすぎたことで建築の印象が飛んでしまっている。
それに対してSCHAULAGERの階段の記憶は例え1点集中でも残っていて、
今回行ってみてもそのおもしろさは変わらない。
やはり建築家はカタチをつくらなければならないということを思い知らされ身が引き締まる。
そういえばHALLEN FUR NEUE KUNSTも、展示をつなぐ階段室に近接する空間がそこだけほんの少し鈍角を持っていることで
空間同士の間みたいなものがつくられている。
SANAAが21世紀美術館で示した『美術館に間が必要である』ということ、そのためにカタチが必要なのである。
建築博物館はいつ見れるんだ。メルクリのオルガンもそろそろ見なければならない。
KARIKATUR&CATOON MUSEUM, H&deM /1996。民家がほぼ何もされずここまでちゃんとしたギャラリーになってるのがさすが。