ビール休んで

早起き成功。今日はDEN HAAG&AMSTERDAM。


オランダは本当にどこへ行っても水辺の連続で、それだけで幸せこの上なくなる。
建物は当たり前のようにそんな水辺を求めてぎゅうぎゅうと寄り添いながら建ち並ぶ。
そこにブリックというマテリアルをブルータルに表現するという規範がいつの間にかできあがることで、街並の統一はより一層はかられている。
そうした街並を見ながら、こんなふうに素材を統一するということはつまりは構法に制約を与えるということになるはずであり、
カタチを直接制約することなんかよりはよっぽどマシな街並ができるんじゃないかなんてことをふと思う。
キメをどこに設定することは街並をつくるうえでも大切である。


が一方でMVRDVは、そうした水辺と建物のふるまいの関係を保ちつつも、
その街並がマテリアルの問題から解放されたときに何が起きるのかというチャレンジングな仮説をSILODAM /2002において見せつけている。
この建築のファサードはオランダの正しい縮図であると同時にひとつの新しい未来を示していて、
そしてその未来は望むべきものであるかのように幸せな光景をつくり出している。


今日はMVRDVデーす。BUITENPLAATS YPENSBURG PATIOEILAND /2005。

想像以上に心地よいスケール感、BUITENPLAATS YPENSBURG HAGENEILAND /2003。

DEN HAAGの市内に戻りまして。DANCE THEATRE, OMA/1987。

オランダに来たらこれがいちばん見たかった、SOUTERRAIN TRAM TUNNEL, OMA/2004。かっくいい。

そしてアムスに戻りまして。WOZOCO, MVRDV/1997。

キャンチ自体も凄いがそれを軽々と見せるやり方がまたよす。

BYZANTIUM, OMA/1995。

何よりもオランダの風景をつくってるのがこれなのはみんなこれしか乗ってないからピストバイク。

ぜひ日本にもこのくらいの頻度でほしい、コロッケベンダー。

衝撃の飾り窓地区。なんとかして我らがリサーチに入れるべき代物。

この街並が。

このようにデフォーメーション。SILODAM。

とにかくビッチリがオランダ流らしいです。